i ひとりごと!

観たもの、読んだもの、体験したことの記録

ハロー!?悪人

『ハロー!?ゴースト』  監督:キム・ヨンタク

ハロー!?ゴースト [DVD]

映像がとびきり綺麗なわけでも、音楽が優れているわけでもありませんが、とにかく脚本が素晴らしいです。近年観た中で脚本部門ナンバーワンかもしれません。よくあるハートフルコメディと思いきや…やられました。

とあるサイトでこの映画を知って、そんなに期待もせずに観てみましたが、良い意味で裏切ってくれました。

こういう作品との出会いがあるから映画ってたまりません。

いろんな人に見てもらいたい映画です。

 

 

『悪人』   原作:吉田修一    監督:李 相日

悪人

悪人

 

原作・映画ともに観ました。

非常に生意気なことを言うと、吉田修一さんの文章って、特別綺麗な描写があるわけでも、洒落た言い回しがあるわけでもないのに、なぜかスラスラ読み進めてしまいます。

たぶん物語のテーマとゴールが本人の中で明確に強くあって、それが作品のどこを切っても滲み出ていることで、読者は薄々それを感じ取り、物語に躊躇なく入り込めているんじゃないかと思います。

映画は原作をよりマイルドに、より綺麗にした印象です。原作の方が生々しさがあり僕は好みでした。が、映画も当然素晴らしく、特に深津絵里さんは女性の色んな要素を表現できるザ・女優という感じで役者魂!を見せつけられました。

 

 

2016年11月バス釣り

久々のバス釣りに行ってきました。

天気は晴れでしたが、前日から気温がかなり下がっててとにかく寒かったです。

しかし、水はそんなに冷たくはなかったので1匹くらいは釣れるだろうと…。

 

ダウンショットとシャッドで勝負。

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子バスが1匹釣れました。

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昼間から行きましたが、とにかく寒かったので1時間で退散しました。

 

モチベーションが上がらないので、もう釣り納めかもしれません。

 

 

イニシエーションの匣、グーニーズと顔のない依頼人

イニシエーション・ラブ』  監督:堤幸彦

イニシエーション・ラブ

 

DVDで観たので、謳い文句通りすぐに観直してしまいました。

松田翔太さんがブチ切れて物に当たったときに、何かが前田敦子さんの額?に当たるカットがあったと思うんですが、あれも何かの伏線だったのでしょうか?

一瞬でしたが、わざわざカットを割ってまで入っていたので気になりましたが、わかりませんでした。

 

 

 

魍魎の匣』  京極夏彦

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

 

分厚いですが、文章がページをまたぐことが一切なく美しいです。

あっと驚くようなタネがあるわけではないですが、犯行の異常性や人物の心理描写が面白かったです。

 

 

グーニーズ』    監督:リチャード・ドナー

グーニーズ(吹替版)

学生以来回目の鑑賞。

少年たちの冒険劇として最高峰にあると思います。

キャラもストーリーも仕掛けも全部がワクワクさせてくれました。

 

 

 

鑑定士と顔のない依頼人』    監督:ジュゼッペ・ドルナトーレ

鑑定士と顔のない依頼人(字幕版)

 

ミステリーものだと思いますが、トリックよりもハッピーエンドかバッドエンドか、どちらともとれるラストになっているところが一番の見所だと思います。

でもよくよく考えるとハッピーエンドな気がします。

最近観たアニメ

東のエデン

東のエデン 第1巻 (初回限定生産版) [DVD]

テレビ、映画版通して観ました。設定、ストーリーともに大人っぽい作品でした。

アニメ版観終わった時点で映画版での結末に期待を持ち過ぎたせいで、映画版はやや拍子抜け感はありましたが、クールに収まって一件落着な印象でした。

 

 

 

輪るピングドラム

輪るピングドラム 1(期間限定版) [Blu-ray]

絵柄に似合わず哲学的な作品で、謎が謎を呼び過ぎて前半は十分理解できずに退屈さすらありましたが、結末に向けて全貌が見えてくる過程は最高でした。が、やはり理解が追い付かず作品の考察もいろいろ観てみました。…なるほど深い。

深いですが考え過ぎずとも楽しめました。そして何より運命にまつわるルール(罰)とそれによって迎える結末はすごーく自分好みで、良い作品に出会えました。

 

 

 

 

森見登美彦作品

太陽の塔

『きつねのはなし』    森見登美彦

 

太陽の塔 (新潮文庫)

 

きつねのはなし (新潮文庫)

 

 

森見作品を最近読みました。

特に『きつねのはなし』が良かったです。

寝覚めが悪くなりそうな薄暗い夢の中のような雰囲気。

幻想的な京都が容易に想像できてストーリー自体はダークでも読んでいて気持ち良い作品でした。何かが起こるのを期待して京都に住みたくなります。

 

 

きつねのはなし (新潮文庫)

きつねのはなし (新潮文庫)

 

 

クワガタ

ちょっと前、夜の散歩でクワガタを見つけました。

 

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かわいそうだったので逃しました。

元気なクワガタくんでした。

 

 

 

 

最近の鑑賞

最近もちらほら映画・小説を楽しんでました。

 

『隣の家の少女』  監督:グレゴリー・M・ウィルソン

隣の家の少女(〇〇までにこれは観ろ! ) [DVD]

胸糞作品です。可哀そう…。が、もっと胸糞にできそうな余力も感じました。

 

 

『ゾンビ』   監督:ジョージ・A・ロメロ

ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE [DVD]

ゾンビ映画といえばコレ!な作品だとよく耳にしますが、遅ればせながら初視聴。

40年近く前の作品ですが、今観ても面白い!さすが名作!でした。

 

 

学校の怪談』  監督:平山秀幸

学校の怪談  [東宝DVD名作セレクション]

小学3年生の時に映画館で観て以来です。

今でも普通に笑えました。子供たちの演技がすごくいい!ノスタルジックかつ面白いです。そして岡本綾さんがとてつもなく美人です。

 

 

 

『背の眼』  道尾秀介

背の眼

「向日葵の咲かない夏」以来、道尾作品を読むのは二作目です。

デビュー作なのに文章もストーリーも完成されてて読みやすかったです。

 

 

『女優霊』  監督:中田秀夫

女優霊 [DVD]

「リング」に通じるじわじわくる怖さがあります。

最後に霊をあからさまに出し過ぎたせいか、怖さが半減しました。

 

 

 

 

横道世之介』  吉田修一

横道世之介 (文春文庫)

大好きな青春モノ。そして読みやすい。

横道世之介の大学1年生の1年間と、世之介と関わった人物の現在。

ずっと交流を保てる友達ってなかなかいないからこそ、ふと思い出す当時の友達がすごく懐かしく、大切に思えます。昔の友達に会いたくなります。

 

 

 

 

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