最近観た&読んだ作品です。
まずは映画。
伊丹作品常連の宮本信子さんと山崎努さん。本筋から外れたオムニバスストーリーも盛り込まれていてボリューム満点の作品でした。
『ドッグヴィル』 監督:ラース・フォン・トリアー
後味の悪い映画を探して今作にたどり着きましたが、観てみると、確かに中盤は胸糞な展開でした。さすが『ダンサーインザダーク』の監督!ですが終盤に関しては個人的には爽快に終わってくれたように思います。ニコール・キッドマンが献身的で健気で綺麗。
『ゴーンガール』 監督:デヴィッド・フィンチャー
デヴィッド・フィンチャー作品は『セブン』、『ファイトクラブ』の二作品しか観ていませんが、ともにインパクト大の大好きな作品です。聞くところによると今作はしばらく鳴りを潜めていたフィンチャーらしさが復活しているとのことで鑑賞。
いやー面白かったです。2時間越えの映画ですが、ストーリーはするする進んでいくのであっという間です。妻エイミー役のロザムンド・パイクの凍るような表情はゾクゾクします。「わたしは戦士よ」という言葉が妙に頭に残っています。
主演のジェイク・ギレンホールをサイコパスっぽさが強烈!
印象的な顔です。
小説。
『アルカトラズ幻想』 島田荘司
初の島田荘司作品です。伊坂幸太郎さんが敬愛されているそうです。
謎解きミステリーかと思いきや…な展開でした。にしても分厚くて読むのに時間がかかりました。
エンタメ小説といえば伊坂幸太郎さん。飽きさせません。
現在『マリアビートル』読書中です。
映画にしても小説にしても作品を生み出すというのはすごいことだなぁ~と常々思います。製作者のこだわりや情熱を自分が感受できないときは、理解力の無さと損してる感を感じで少しへこみます。