『セトウツミ』 監督:大森立嗣
ふたりの掛け合いが観てて心地よかったです。
『化物語』 原作:西尾維新 監督:新房昭之
これもキャラクターの掛け合いの妙を楽しむ作品でした。言葉選びのセンスが伊坂幸太郎さんっぽく感じました。
『王とサーカス』 米澤穂信
米澤さん特有のミステリーだけど、それだけでは終わらない感じ。
ミステリーの中にきちんとドラマが描かれていてさすがです。
『シュタインズ・ゲート』 監督:若林漢二
テレビアニメのオリジナリティを壊さず、取り込んで楽しめるストーリーでした。
でもやっぱりテレビアニメが至高でした。
『バトルロワイアル』 監督:深作欣二
設定の奇抜さと残酷さが当時かなりの衝撃でした。学生時代は何とも思わなかったのに、今観るとビート武に少し感情移入してしまいます。
エンディングの「静かな日々の階段を」が沁みます。
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 監督:三浦大輔
情けなくても走り続ける田西に勇気をもらいました。銀杏BOYZの曲も最高です。
『オーケストラ!』 監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
最後のコンサートの場面のカタルシスが最高でした。
『(不)完全人間』 監督:桑水流勇気
映画の技術なんか関係ないリアリティがありました。商業映画よりはるかに観ごたえがありました。
『犯人はそこにいる』 清水 潔
ほとんど初めてのノンフィクション作品。
文章力の高さが物語性を高めていて読み応え十分でした。
『コンセント』 監督:中原 俊
性・精神・受容・包容…。難しかったです。
『山本エリ復元可能性ゼロと化す』 監督:桑水流勇気
復元可能性ゼロになったシーン。そしてホームビデオに映る以前の彼女の対比が悲しいです。
『インシディアス』 監督:ジェームズ・ワン
ビクッとなるシーンが多く、ドキドキしてみました。現実の世界に一瞬見える、向こうの世界の何者かのビジュアルが怖い。
『くさいけど「愛してる」』 監督:永井和男
男の純情。
『遊星からの物体X』 監督:ジョン・カーペンター
SFホラー。エイリアンの造形がグロテスクでインパクト大。ドラマ性もあり。
『桜の森の満開の下』 坂口安吾
幻想的な物語。その景色がありありと頭の中に浮かびます。幻想的で暗い世界観は、森見登美彦さんの作品にもみられる気がします。
『の・ようなもの』 監督:森田芳光
まだ生まれてないですが、当時の雰囲気を感じられたような気がします。
いつの時代の青春物語もきらめきと憂鬱でできているんだと思いました。
『コララインとボタンの魔女』 監督:ヘンリー・セリック
やはり、暗くて不思議な話は大好きです。
『キック・アス』 監督:マシュー・ヴォーン
『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』 監督:ジェフ・ワドロウ
やっぱり1が至高。クロエ・モレッツのアクション・表情がすばらしいです。
『ミリオンダラー・ベイビー』 監督:クリント・イーストウッド
尊厳を守るために罪を背負う。きつい。
『メメント』 監督:クリストファー・ノーラン
脚本がテクニカルですごい。
『下妻物語』 監督:中島哲也
テンポ、カメラワークが良い。配役がキャラクターにぴったり。
アキミのセリフがカッコイイ。「泣くことは恥ずかしいことじゃない。でも女はよぉ、人前で涙なんか流しちゃいけないんだ。同情されちまうからな。泣くときはよぉ、こうやって誰もいないところで泣きな。そして泣いたら泣いた分だけ強くなりな。」
『犬神家の一族』 監督:市川崑
ドロドロした人間模様。有名な主題歌。カラリとしたラスト。素晴らしい。
『横道世之介』 監督:沖田修一
配役が素晴らしい。特に高良健吾、池松壮亮、吉高由里子。吉高由里子に関しては、この役は彼女以外考えられないと思うほどぴったり。
演技の間で笑わせてくれる監督・脚本も素晴らしい。原作を先に読んでいたが、映画化するイメージが全く湧かなかった為、そんなに期待していなかったが、いざ観てみると、原作のおもしろさを120%に引き上げていてすごいと思った。
観てるだけで、楽しくて懐かしくて、前向きになれた。
『砂糖菓子の夏』 桃瀬葵
夏のジリジリ感が伝わってきました。
『鬼談百景』 監督:中村義洋、白石晃士、安里麻里、岩澤宏樹、大畑創、内藤瑛亮
ホラーオムニバス。いろんな怖がらせ方でビビらされました。
特に「赤い女」が怖かったです。
『ハングオーバー』 監督:トッド・フィリップス
何にも考えずに観るだけで笑えて楽しい映画でした。
『鬼畜』 監督:野村芳太郎
まさに鬼畜。女の子のシーンが一番きつかったです。
緒方拳さんが苦悩する演技も素晴らしかったです。
『ザ・セル』 監督:ターセム・シン
言い方は変だが、精神世界の世界観がリアリティーがあって素晴らしかった。
『藪の中』 芥川龍之介
テーマも設定も内容も天才的。文学と芥川龍之介さんって素晴らしい。
『羅生門』 監督:黒澤明
タイトルは「羅生門」でも中身はほぼ「藪の中」でした。
ただ、原作とは異なり、藪の中の真実を黒澤監督の解釈として明確に示しています。
三船敏郎さんは男前だし、志村喬さんは味がある。
『【新釈】走れメロス 他四篇』 森見登美彦
近代文学のパロディ。全編を通して同一のキャラを必ず出すところがにくい。
「桜の森の満開の下」や「百物語」など暗めの作品がやはり好き。
『ロボコップ』 監督:ポール・バーホーベン
テーマソングがすごくいい。銃弾を浴びせ、血しぶきをまき散らすシーンの遠慮のなさがすごい。子供のころ観て怖くて気持ち悪かった記憶あり。
グロさをいれつつ、エンターテインメント化してて面白かった。