i ひとりごと!

観たもの、読んだもの、体験したことの記録

陽気な逆噴射器官

最近観たもの読んだもの

『逆噴射家族』  監督:石井聰亙

逆噴射家族 [DVD]

石井聰亙監督作品は『狂い咲きサンダーロード』、『爆裂都市』に続いて三作目となりました。

石井監督の映画はいつもぶっ飛んでいますが、今作はそんな中にもほのぼのするようなシーンがあってとてもバランスが良い作品に感じました。家族の在り方を問うような側面もあるとは思いますが、そんな難しいことを考えずとも、家族が家が壊れゆく様を楽しめればいいんじゃないかと思います。

お父さんを演じる小林克也さんが会社から自宅へ急いで戻る疾走シーンが印象的でした。

 

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

SFものはあんまり読みませんが、このタイトルを目にすることが多く、気になっていました。
実際読んでみると軍事関係の専門用語がずらりと並んでおり、とっつきにくく感じましたが、途中から極力用語への意識を逸らしながら読むことで、逆に話の中に入り込むことができました。伊藤さんは当時30ちょいだったと思いますが、知識量に圧倒されました。ことばが虐殺を引き起こす器官として思いつかれる発想力に脱帽です。
 
 
 
『陽気なギャングは三つ数えろ』 伊坂幸太郎

陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)

伊坂幸太郎さんのギャングシリーズ第三弾です。

登場人物の軽快な掛け合いが相変わらず読んでいて気持ちよかったです。

響野さんが一番好きです。実際に友達だったら嫌ですが(´・ω・`)

 

 

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)