『いまさら翼といわれても』 米澤穂信
古典部シリーズ最新刊。将来を考えだす年頃になると悩みが一気に増える気がします。
『夜行』 森見登美彦
森見作品は勢いあるユーモラスなものより、『きつねのはなし』、『宵山万華鏡』
などのダークなものが好みです。今作の暗くて不思議な雰囲気のある描写は読んでいてとても心地よかったです。
『スイートプールサイド』 松居大悟
久しぶりに映画を観ましたが、最高に面白かったです。観ていて恥ずかしくなるような思春期の歪な純心がたまりません。
原作は読んだことありませんが、主要キャストはどの方もすごくしっくりきています
。自己中心的に他人に真心をつくして壊れる。誰にでも一度や二度はあるんじゃないでしょうか。痛々しいけど愛おしい感じが良かったです。