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i ひとりごと!

観たもの、読んだもの、体験したことの記録

海街・オブ・リカーシブル

『キング・オブ・コメディ』 監督:マーティン・スコセッシ

キング・オブ・コメディ [DVD]

『タクシードライバー』同様に狂気を持ちつつも、全く異なったキャラを演じているロバート・デ・ニーロってやっぱすごいです。自分の才能と輝かしい未来を信じて疑わず、またそれを実現させるための強引さは怖いようで笑える、笑えるようで怖い感じです。ラストの一人舞台とそれを一人の女性に見せた後のドヤ顔は、ちょっとかっこいいなと思ってしまいました。

 

 

海街diary』  監督:是枝裕和

海街diary

『歩いても歩いても』と同様、細かなニュアンス、雰囲気は日本に住んでいないとなかなかわからない、日本人でよかったなーと思える映画でした。原作の漫画は読んだことありませんが、たくさんある話をよくこの時間にまとめられいてると思います。悪く聞こえるのは覚悟の上で言いますが、最高の雰囲気映画だと思います。いちいちシーンが絵になっていて、ずっと観ていたくなります。特に色味が良くてほんのわずかですが薄暗さのある絵は自分のノスタルジーを引き起こすような気がします。また一年を通した物語で、桜の花や梅の実、紫陽花、紅葉など四季折々のシーンがあり、撮影にかなり時間をかけられていると思われ、その丁寧さやこだわりが画面から伝わってきて目が離せませんでした。

最高の雰囲気映画とは言いましたが、その丁寧さで登場人物の心象も表現されており、感動的なシーンも多くありうるうるきました。

 

 

 

『リカーシブル』  米澤穂信

リカーシブル (新潮文庫)

トリックが目新しかったり、トリック自体が仰天するようなものではありませんが、そのミステリーにまつわる人物の動機や土地や歴史、それらの絡め方が見事すぎて、後半のまとめは読んでいてすごく気持ちがいいです。トリック解明の結果わかる人物の心の変化や決意なんかも描き方が上手いし、よくこんな構成を思いつかれるなーと感心してしまいました。